PXEを利用してDebianをネットワークインストールする
カーネルが消滅したのでどうしようとIRC@DeibanJPで相談したら,「インストールCDから起動してchrootしてカーネル再構築すればいいよ」と言われたけれどDynabook3430にはCDドライブなどついておらず純正の外付けドライブなどもなくbootできる手段といったらPXE対応のNICだけだったので,今日はPXEからネットワークインストーラーを使ってインストールしてみた.
bootまでの順番(予想)
必要なモノ
必要な情報
事前準備
ルータのDHCP機能をOFFにしておく.同一ネットワーク上にある他のDHCPサーバも切った方がいいとおもう.
debianインストーラー配布ページから"netboot.tar.gz"をダウンロードしてきて"/var/lib/tftpboot"に展開する.
$ mkdir /var/lib/tftpboot $ cd /var/lib/tftpboot $ wget http://people.debian.org/~joeyh/d-i/images/daily/netboot/netboot.tar.gz $ tar xvzf netboot.tar.gz
各種サーバー設定
これで動きましたよな最低限っぽい設定.
/etc/dhcp3/dhcpd.conf
allow booting; allow bootp; subnet 192.168.0.0 netmask 255.255.255.0{ option routers 192.168.0.1; option broadcast-address 192.168.0.255; } host clientname{ filename "/pxelinux.0"; hardware ethernet 00:10:DC:27:6C:15; fixed-address 192.168.0.9; }
"option domain-name"の設定は必要なかった.
/etc/default/tftpd-hpa
なんとなく後からRUN_DAEMONをYesにしてみた.
#Defaults for tftpd-hpa RUN_DAEMON="yes" OPTIONS="-l -s /var/lib/tftpboot"
最後のOPTIONSがサーバーのルートディレクトリになるみたいで,ここと前に設定した
filename "/pxelinux.0";
が関係してくる予感.
実行
クライアントを起動すればインストーラーが立ち上がる.
参考サイト
ココを読むよりわかりやすいサイトたち.
- 4.6. TFTP ネットブート用ファイルの準備
- http://www.debian.org/releases/stable/i386/ch04s06.html.ja