スピルバーグ監督“宇宙最強”都市は大阪

地球に襲来した異星人が操る全長60メートルのマシン「トライポッド」が不気味にスラリと長い3本の足で地を駆け巡り、自在に容赦なく死の光線を放つ。世界最強のはずの米軍すら歯が立たない。世界中の街を襲い、次々廃墟にしていく中で、ナント、「オーサカでは(トライポッドを)3機倒したらしい」という、日本のファンもビックリのセリフが出てくるのだ。

 「大阪はガメラをはじめ、いろいろな日本のモンスターを倒している経験豊富な場所だ」。スピルバーグ監督は、細部に突っ込んだ質問が嬉しかったのか、ジョーク交じりに返答して大笑い。隣のトムも「そうだ!」とばかりに大きくうなずき満面の笑み。残念ながら大阪でどうやって敵を倒したかは監督の口から明かされなかったが、日本を代表する特撮映画へのオマージュ(敬意)をうかがわせ、取材陣の笑いを誘った。

この映画見たいな.